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第34回日本成人矯正歯科学会学術大会

大会長挨拶

第34回日本成人矯正歯科学会学術大会
大会長 陳 明裕

 ♬神戸~泣いてどうなるのか、捨てられた我が身が~惨めになるだけぇ~♪神戸と聞いてこの曲が思い浮かぶ私と同じ昭和世代の方は勿論、1月17日午前5時46分の阪神・淡路大震災を思い出す平成世代の皆様にも“楽しく学んで頂けるプログラム”をモットーに大会の構成を考えました。

 私は大阪市生まれの大阪育ちですが、大会長を拝命した際に、大阪は、第17回有本大会長、第22回中川大会長、第27回山田大会長が既に素晴らしい大会を開催済みですので、正直、それらと比較されるのは避けたい気持ちも有りました。私自身、神戸大学大学院修了後、医局に残り、その後も非常勤として矯正歯科外来や麻酔科に長年通っていた事もあり、神戸にはとても愛着を感じていますので開催地としました。港が有り山が有り、適度に都会で街並みが綺麗、食も世界的に有名な神戸ビーフは勿論、あなごを始め瀬戸内海の海の幸、明石焼き、南京町の中華等々沢山有ります。加えて神戸は日本三大夜景の1つでもあります。訪れた街を堪能するのも、学会の大きな楽しみの1つです。ウエルカムパーティー、懇親会共に、夜景とお笑い、マジックショーを楽しみながら神戸の味を堪能できますので是非ご参加ください。

 大会テーマに「素敵な笑顔のお手伝い~矯正歯科が変える未来」を選んだのは、語弊や異論も有りましょうが、矯正歯科は数ある歯科の専門分野の中で、「治療前より治療後の方が患者さんを良くする」唯一の歯科分野です。例えば、世界一の名医が作った入れ歯でも、患者さんは歯を無くす前の方が良く嚙めたはずですし、どんなに上手く出来た根管治療よりも生活歯の時の方が絶対に良いです。ペリオが治ってもペリオになる前の歯周組織と同じでは無いし、歯科の他の分野は大抵、治療後の方が治療前よりも良くなることは有りません。しかし、矯正歯科は例外です。叢生で例え小臼歯を4本抜歯したとしても咀嚼能率、歯の接触面積は勿論、側貌から笑顔に至るまで、治療後の方が治療前よりも改善することが出来ます。素敵な笑顔が患者さんの性格や人生まで変えてしまうかも知れません。という事で、本大会のテーマを「素敵な笑顔のお手伝い~矯正歯科が変える未来」とさせて頂きました。

 妥協のない理想的な歯列を得るためには理想的な骨格関係が不可欠です。シンポジウムは「外科的矯正治療で素敵な笑顔のお手伝い」と題して神戸大学口腔外科の明石教授の進行で群馬大の横尾教授、名古屋市大の澁谷教授、金沢医大の中島教授、神戸大の木本講師にお願いします。講演は矯正歯科の父Angle先生の流れを組むアングルソサエティーの現会長Scott Conley先生を始め、多岐にわたる演者の講演を用意しております。なお、お勉強に、あまりお金を使いたくないという先生方には、無料でご参加いただける市民公開講座において、ボクシング元WBAミドル級スーパー王座でロンドン五輪金メダリストの村田諒太さんによる「ボクシングにおける歯並び・咬合の重要性」を始め、テレビでお馴染みの吉本芸人さん達が矯正歯科にまつわる漫才を披露後、ネタ毎に昭和医大中納教授らによる解説して頂く「よ~しもっと矯正歯科を知ろう~矯正歯科笑百科」も予定しています。また古今を問わず、Orhodontic(矯正歯科)治療で1番上手く治せた症例を投票で決める“O-1ぐらんぷり”も開催されます。皆様ご自慢の症例でのご応募をお待ちしています。

 参加した皆様、全てが素敵な笑顔になっていただける大会を目指して準備をしておりますので是非ご参加下さい!